自治体職員が書く“子育て支援・教育行政”

行政窓口で待機児童の家庭のお話をうかがったり、制度設計に奔走している者にしかわからないところを伝えたい、という思いで書いています。子どもの幸せ・親の幸せに幼児教育・保育制度はどう寄与していけるのか、一つひとつ制度を深掘りしていきます。

2021-12-07から1日間の記事一覧

何かあってからでは遅い!自治体の大事な仕事、認可保育園等への指導について(その2)

以下の記事に続いて、保育の質の担保についてみていきます。kobe-kosodate.hatenablog.com 1.「公共性」と「園の個性」 2.「子どもを人質にとられているようなもの」 3.苦しい目をさせることは、しつけの一環か 4.園の自主点検や第三者評価の取り組…

何かあってからでは遅い!自治体の大事な仕事、認可保育園等への指導について

平成29(2017)年、兵庫県姫路市の認定こども園における不適正な保育による認定取り消しが、新制度後初の認定こども園の認定取り消し事例となりました。 今年の夏にはその裁判についてニュースになっていました。 「わんずまざー」元園長、再び有罪 給付金詐…